KMVY型ウィープホール(矢板用) PDF(カタログ・承認願・成績表)・CADダウンロードはこちらから
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鋼矢板に設置するためのウィープホールです。KM式ウィープホールの外周部にプレート(フランジ)を取り付けました。鋼矢板に開けた穴にプレートに付いているLボルトを引っ掛けて設置してください。矢板厚28mm程度まで取り付け可能です。水流入側にはフィルターがついています。
・径50mm用はやし繊維フィルターを本体に内蔵してします。
・径75、100mm用は目皿表面に不織布フィルターを張ってします。
動作状況はKMV型ウィープホールと同じです。
構造
寸法表
呼 称 |
呼び径 | A |
B |
C |
D |
E | F |
KMVY-50 |
50 | 138 |
105 |
71 |
25.5 |
46 | 71.5 |
KMVY-75 |
75 | 230 |
130 |
87 |
7 |
50 | 57 |
KMVY-100 |
100 | 230 |
180 |
111 |
7 |
50 | 57 |
部材表
@ |
ゴム弁 | 合成ゴム |
A |
プレート | 径50用 ポリカーボ 径75、100用 塩ビ板 |
B |
Lボルト、ナット | SUS |
C |
フィルター | 径50用 ヤシ繊維 径75、100用 下記 |
D | 目皿 | ABS樹脂 |
Cヤシ繊維フィルターはKMVY-50のみ使用します。
KMVY-75,KMVY-100はD目皿に不織布フィルターを張ります。
施工方法
矢板のウィープホール設置場所に所定の径のの孔を開けて下さい。ボルト(4本)がかかる場所は、ボルトがしっかり引っ掛かるよう裏側の孔開け時に生じたバリ等を取り除いて下さい。
呼 称 |
矢板切断径 |
KMVY-50 |
105程度 |
KMVY-75 |
130程度 |
KMVY-100 |
180程度 |
ウィープホールを差し込みLボルト4本にて締め付けて下さい。あまり強く締めますとLボルトがのびてしまい引っ掛かりが悪くなります。
次に水漏れ防止のため、ウィープホールプレート周辺、矢板との接触部と、Lボルトのナットとプレート接触部周辺、ボルトとナットの接触部周辺を弾性シール剤等(シリコンシーリング剤、ウレタンシーリング剤等)で防水シールを施して下さい。
特徴
このウィープホール取り付けにより、矢板裏側水位をウィープホール取り付け部まで下げることが出来ます。
矢板厚み28mmまで取り付け可能です。また特に長い取り付けボルトを使用いただきますとそれ以上の厚みの場合も取り付け可能になります。
矢板の前側(掘削側)から取り付け作業が出来ます。
ウィープホールゴム弁は中央部で支持されており、取り付け方向、角度がどうか等の施工上の方向性がありません。底盤部、斜面部共御使用いただけます。
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