KMVS型ウィープホール(シート)用  PDF(カタログ・承認願・成績表)・CADダウンロードはこちらから

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 KM式ウィープホールソケット付きのソケット外側、中央部にプレート(フランジ)を取り付けたもので、下部プレート上にシートを置き、上部プレートで押さえ接着することで遮水シート(ビニール系、ゴム系)に取り付け、ご使用していただくものです。シート厚み10mm程度までご使用いただけます。水流入側、目皿部内部には、やしせんいフィルターを内蔵させています。

動作状況はKMV型ウィープホールと同じです。

構造

注 特注品、遮水シート上に保護土、保護コンクリート等を施工される場合は、長さの長いものを調整します。シート厚みと保護土、保護コンクリートの厚みをお知らせ願います。

施工方法

 

 ウィープホールシート用の水吐出側に、仮にはめこんである押さえプレート(フランジ)をはずし、遮水シートのウィープホール設置場所に75mm径の孔を開け下からウィープホールシート用を水吐出側を上にして差し入れ、シート上部よりシートをはさみ込むかたちで押さえプレートをはめ込み押さえ接着して下さい。このとき御使用シートのシート用接着剤を、シートとプレートの接触面に十分塗布の上、はめ込み押さえて下さい。

 

 

 

 

 

 

 この場合、シート下部よりウィープホールの差し入れが不可能な場合は、別に予備シート(30〜40cm角位)を準備し中央に75mm径の孔を開け、上記と同じ方法でウィープホールシート用を取り付けたものを、ウィープホール設置場所に75mm径の孔を開けた本体シートに上部より重ね合わせます。シート同士の接着には、御使用シートの接着剤を用いて下さい。

 

 

 

 

 

 

 背水位とシートの伸びによる浮き上がり防止のため、シート施工前日までにウィープホールり付つけ場所を掘削して、ウィープホールプレート(フランジ)下側をモルタル等で固定し遮水シート(アスファルト系、ゴム系、ビニール系)をフランジまでシート専用接着剤等で接着して下さい。その後フランジを上から更にはさみこんで接着して下さい。

 

 

 

 

 

 

 また、シート上に保護土(押さえ土)、保護コンクリート(押さえコンクリート)等を施工の場合は、ウィープホール吐出口が外に出ていないと水の吐出が無理な場合があり、このような場合は、ウィープホールの吐出口が外に出るようにウィープホールシート用のソケット部からウィープホール管を延長したものも調整いたします。下部プレート(フランジ)上面からの寸法(保護土の厚み+シートの厚み)をお知らせ下さい。

 

 

 

 

 

 以上、いずれの場合もウィープホール設置個所、水流入側下部に砂礫フィルター(バラス採石等30cm角)を施工されますと、水の集水が効果的かと存じます。

 

特徴

遮水シートをウィープホールのプレートではさみ込む形となっており、シート厚み10mm程度まで使用可能です。

ウィープホールゴム弁は中央部で支持されており、取り付け方向、角度がどうか等の施工上の方向性がありません。底盤部、斜面部共御使用いただけます。

シート上に保護土、保護コンクリート等を施工の場合は、長さの長いものも調節いたします。

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